よろしかったらご覧ください。⇒前回の記事はこちらです。


無料でできるセルフケア
前回の内容は、
1.椅子などに座る
2.履き口を大きく開く
でしたので、その続きをお話します。
足のトラブル予防になる靴の履き方
【目次】
靴は手で履く
3.踵を踏まない
4.踵を合わせる
5.ひもで調節する
靴は手で脱ぐ
3.踵を踏まない


踵がペコンとなってしまうと、靴の長さが変わってしまいます。24㎝の靴を23㎝にカスタマイズしてしまうといったイメージです。
ということはこういうことが考えられます。爪先がムギューっと、両脇はギュッギュッと、踵はユラユラ・ズルズル・パカパカ。この骨の形は外反母趾や内反小趾、開張足と似ています。ウオノメ・タコなどの原因にもなります。
ヒトの体は長時間一定の形に固めておくと、その形になってしまう性質があります。

『靴は踵が命』ともいわれ、ヒトの体で例えると骨です。骨といえる部分を自ら歪ませたり折ったりしている、ということになります。この踵の芯(月形芯)は全身を支えるための大切な役割も担っていますので、大切に扱いましょう。
ポイントは
靴の踵は非荷重で、足の踵を引っ掛けないように履く。
トップラインを意識すると、非荷重な履き方がしやすいです。靴ベラを使うとよりスムーズです。
- 足育1号愛用の靴ベラ
靴ベラには絶妙なカーブがありますので、色々と使い比べお気に入りを見つけてください。
4.踵を合わせる
3で踵の大切さがわかったので、4では折角のパーツ(月型芯)の活かし方です。靴の踵と足の踵を合わせます。






- Ⓒ歩くことと身体の研究所・(社)足と靴と健康協議会『かかとトントントン♪』
- 特定非営利活動法人日本足育プロジェクト協会『かかとトントン』
5.紐で調節する




そして帰ったら
靴は手で脱ぐ
まとめ
足のトラブル予防のために、玄関先でほんの数分でできる無料のセルフケアです。
この履き方をすると無意識のうちで、余分なチカラを使わず、お休みしていたかもしれない必要な力も使って歩けるので、歩行のための本来の動きを取り戻すことにも繋がります。ぜひお試しください。