50歳からの足の悩みに役立つ『足育』のセルフケア情報を紹介します。

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トラブルの原因を招きやすい靴

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はじめに

ご存知の通り、靴は、地面と私たちの身体を繋ぐ唯一の接点であり、いわば土台です。耐震基準を満たしている家で暮らしたいのと同じに、靴が及ぼす身体への影響も考えていきましょう。出来るだけ身体の動きを妨げない靴選びに近付けるように、その靴と付き合うための注意点や、その靴で多くみられるトラブルをご紹介します。

目次
「職場指定の靴」
「幼稚園や保育園、学校の制靴」
「園指定の草鞋」
「バレエシューズ(ダンス用ではない)」
「ローファー」
「パンプスやハイヒール」
「ミュールやサンダル」
「男性のドレスシューズ」
「安全靴」
まとめ

職場指定の靴

一日のうちで一番長く履く靴であれば、身体へ一番大きく影響する靴といえます。指定靴でトラブルが起きていても、指定靴以外の許可を得には、ご自身の立場や周りからの目、労働者災害補償保険の問題、その他で色々と厄介です。痛みは増し、変形が進むかもしれません。

幼稚園や保育園、学校の制靴

準備や物入りで忙しい時期に、早期一斉販売で確かにとても助かります。「入学までにも成長するし、その後も大きくなるから、折角なら2サイズ以上大きいものを」などという声も。子どもの足の成長については、また別の機会に書きますが、この問題も近年広く問題となっています。販売店に訴えたこともありましたが、門前払いでした。事情を理解し指定外を許可する幼稚園や保育園、学校などは、増えてきています。

園指定の草鞋

子どもたちの足の変形で、近年多くみられるのは、外反偏平足です。草鞋には、外反偏平足に対する機能がありません。ある皮膚科医からの情報では、園指定で草履を履く子どもの足は、M1M2角が大きい外反母趾の傾向にあるそうです。

バレエシューズ(ダンス用ではない)

前足部にタコやマメができやすい。
ビニール製は、汗がたまり、不衛生。
ニオイも気になるので、1日ごとに休ませる。

ローファー

歩き方が乱れやすい。
外脛骨が当たって痛い(この骨が大きいと、足のアーチを作る筋肉が緩み、扁平足になることが多い)。
型崩れしやすい。
開張足・タコ・巻き爪・冷え性など。

パンプスやハイヒール

どこかが当たる・痛い・どこかが緩い・足が前にずれるなど。
履き口が低く、甲を覆う部分も少なめなデザインのため、足に合わせた調整が難しい。
爪先タイプがスクエア型・骨ばっている・爪が上向き・扁平気味・踵の丸みが少ないなど、足によってパンプスを合わせるのは難しい。
立ち仕事や動き回る仕事には不向き。
ヒールが高くなるにつれて、踵にかかる圧が減り、膝を真っ直ぐに伸ばしにくく、お尻が出っ張り、不安定な姿勢で歩く事になる。
外反母趾・ウオノメ・タコ・巻き爪・冷え性など。

ミュールやサンダル

スリッパの一種で、お洒落のための室内履きとして誕生した履き物で、長時間歩行には向いていません。
脱げやすく、脱げないように注意を払いながら歩くため、足や体に負担がかかる。
ズルズル歩き、足首や体のグラグラ歩き。
転倒しやすく、ケガをしやすい。
靴底が薄く、クッション性がない。
ハイヒールが高い場合は、さらに作りが華奢なため、型が崩れやすく、足首が大きく傾きヨロヨロ歩きになりやすい。
開張足・タコ・水疱・治った後の色素沈着・角質増加・冷え性など。

男性のドレスシューズ

トウの形によっては、階段などで引っ掛かり転びやすい。

安全靴

靴底が硬く、履き心地に乏しい。
前足部にタコやマメができやすい
足が重く感じる。
開張足・タコ・膝や腰痛・疲労感など

その他


まとめ
指定靴の場合は、脱いだ時や帰宅後のケアをそれ以外の時の靴を、気使いましょう。
それ以外の靴を履く時は、何のための靴なのかを知ることが必要です。例えば、ドレスシューズでのマラソンやスニーカーでの登山では、見た目も身体のバランスもちぐはぐになります。その時々に合った靴を履くことが、一番身体への負担が少なく、お洒落に見えます。お気に入りの短靴があれば、整形靴製作のできるような専門の靴店などで、靴や中敷の加工を相談してみるのも方法です。臨機応変に使えるようになりましょう。


おわりに
ハイヒールを履きこなすには、そのための筋肉が必要です。靴のトラブルを少しでも減らしていくには、この辺りのことも必須になってきます。そのことからも、お母様の靴・ご主人の安全靴、お嬢様のパンプス、お孫様の靴など、ご家族の足が頑張っていることに気付かされます。ご家族への感謝や愛しさの気持ちが湧いてきませんか?

  • この記事を書いた人

足育1号

足育アドバイザー®・FHA認定シニア専門シューフィッターなど。

-靴でのトラブル対策
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